2022/01/01 07:15

【2021年8月13日】


覚えていますでしょうか。

去年の壱岐島の海での御神事を。

今年も参加してきました。




壱岐島の海は大祓えの舞台。

大事な大事な御神事があります。


遠く離れた本土の神社の神職さんが壱岐島に来るのです。

壱岐島は龍光大神神社を管理する有馬さんと一緒に船に乗りました。


去年はね、この御神事に合わせるように

壱岐島での未来を決めなきゃいけなかった。

 

 

思いもよらぬ発想にフラフラしながら

この船に乗りました。

 

誰もが、えっ!ってなってたけど、

わたしが1番拍子抜けてましたよ。

腰抜かす、という言葉の方が正しいのでしょうか。



壱岐島の“誰か”じゃなくて、

壱岐島そのものに嫁入りする覚悟が問われた気がしたの。

 

 

東京にいる夫との離縁。

 

 

自分で決めた。

壱岐島の人と結婚するって。

当時は結婚したい相手が見つかってたわけじゃないのに

壱岐島の人になりたいからって離縁を申し出た。

 

 

壱岐島の人になりたいと言うか、

壱岐島そのものになりたかったんだ。

壱岐島そのものの意志でもあるんだと思います。

 

 

わたしはまだハッピーちゃんが月の器のオーナーだったころに、

ハッピーちゃんに月の器での結婚式を

プレゼントされたのがキッカケで壱岐島に来たの。

 


結婚式の日に、結婚式が終わった後に

当時の夫の前で『ここ(壱岐島)に住みたい』って

自分でもビックリするくらいにボロっと口走って、

近くにいた壱岐島在住の方が『家あるよ!』と言われた。

 

 

わたしの咄嗟の想いが取りこぼされないようにと

壱岐島の神様が壱岐島在住の方に、

そう言わせたのかもな、と今なら思う。

 

 

結婚式当日に結婚相手と離れ離れに生きることが決まった。

そのあと一人で移住して時間が経って、

島に深入りしたかのように、

もっともっとって壱岐島になりたくなった。

 

 

離縁は壱岐島になるためのアイディア。

決意して伝えた。

 

 

とは言え心細すぎました。

 

 

その状態で御神事の船に乗りました。

 

 

すごく支えてもらって応援してもらってたから

それがなくなってしまう心細さでしたけど、

そこを必要とする自分自身を大祓えする船だったように思います。

 

 

この次の日に、今の旦那さんと接触があり、

さらに次の日に次の結婚を決めた?決められた?

 

 

神社とか神様が景色の中に含まれてたから、

縁結びって本当にあるんだ!って驚きました。

神様が選んだのかもしれないな、って。

 

 

そこから1年間は禊ぎの連続。

 

 

必要なものまで引きちぎられた気がして痛いのなんの。

でもだからこそ、たくさんの人からの愛に気付けた一年でもありました。

 

 

ちなみに知ってる方もいらっしゃるかと思いますが、

輝夜神社も1周年です。


輝夜神社Instagram



神社の創建に関しましては縁深き方々に立ち合いいただき、

たくさんの方に足を運んでいただきご参拝いただきました。

遠方からの御奉納や御神体の寄付もと...

全てがわたしの身に余る程に愛される神社になりました。

 

 

辛かったのも愛されてることを知るための計らいだったと思います。

 

 

過ぎてみれば幸せの津波の中で生きていたなと感じてます。

 

 

去年よりは明るい顔でわたしはこれからも壱岐島で生きていきます✨

 

 

 

吉野紗弥佳